リビタさんと一緒に

エコライフについて考える。

~前編~

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リビタさんと一緒に<br>エコライフについて考える。<br>~前編~

毎月16日は「シロカのエコライフの日」として、“環境に配慮した持続可能なものづくり”をテーマに、さまざまな取り組みをご紹介しています。
今回はシロカの経営企画室長・梶 桂輔が、リノベーションによって暮らしの豊かさを生み出しているリビタさんのモデルルームを訪れ、本物件の企画・プロデュースを担当された坂本胡桃さんと対談。
シロカの「整備済み製品」とリビタさんの「リノベーションマンション」は、言い換えれば「サステイナブルなものづくりと場づくり」です。カタチは違いますが、その想いと取り組みには共感できることが数多ありました。


★シロカの「整備済み製品」についてご紹介している「後編」はこちらから

入居者さまがどんな暮らしをしたいかを
大切にしてリノベーションしています。
リビタさんと一緒に<br>エコライフについて考える。<br>~前編~

 今回はPATH池上という物件にお邪魔していますが、素敵なモデルルームですね。このPATHシリーズについて少し伺えますでしょうか?

坂本胡桃さん(以下敬称略) リビタのPATHシリーズは、「あなたの暮らしの“これまで”と“これから”をゆたかな時間でつなぐリノベーション賃貸マンション『PATH』」というビジョンを掲げ、マンションのリノベーションを行っています。


 具体的にはどんな想いでマンションをリノベーションされているのでしょうか?

坂本 入居者さまのライフスタイルや好きなことを、制約することなく、どんな暮らしがしたいかを大切にしています。例えばここ池上の物件は、元々キッチンやダイニング、居室がばらばらに区切られていました。今回のリノベーションで、パーティションで仕切ることができる可変的なお部屋を設けたことで、開放して使えば19.8畳のLDKになりますし、区切って使えば仕事部屋、趣味部屋、子供部屋など、多様な使い方ができるコンパクトなお部屋が出来上がります。一日の移ろいや季節を感じることができるように、2面採光のリビングになっているので、ご家族のだんらんの場になってくれたら嬉しいなという想いです。

リビタさんと一緒に<br>エコライフについて考える。<br>~前編~

 他にも多くの物件があるんですよね?

坂本 はい、これまで21棟を手掛けています。

坂本 PATH駒込では、造作家具としてベンチやカウンター、自分の好きなものをディスプレイできる棚、有孔ボード等を備え付けています。回遊性とフレキシビリティのあるプランニングで、自由な暮らし方を可能にする住まいを提案しています。

リビタさんと一緒に<br>エコライフについて考える。<br>~前編~

坂本 また中目黒ではもと2LDKの60㎡を自転車がメンテナンスできる土間を設けたワンルームにしたり、立地によっては振り切ったコンセプトの住戸も作っています。

リノベーションによって
人が集える場づくりをしていきたい。
リビタさんと一緒に<br>エコライフについて考える。<br>~前編~

 家を買う時のリノベーションは普及してきた印象があるのですが、賃貸でここまでリノベーションをやっている物件ってあまり見たことがない気がします。

坂本 そうですよね。賃貸は、分譲と比べるとまだまだリノベーションの選択が当たり前ではなく、全体的に老朽化したり、ライフスタイルに合わない住みづらい物件が増えて、社会的な問題になっています。築古物件は、お部屋の広さやお庭などの周辺環境にゆとりがある物件が多いのですが、間取りが時代遅れになっていることも多く、もったいないなと感じています。入居者様も、賃貸だから使いづらくても仕方がないと考えている部分もあると思います。

だからこそ、これまで分譲マンションで多数リノベーションをしてきたリビタのノウハウを活かして、賃貸物件にも視野を広げて、良質な住宅を増やしていきたいという思いが強いです。いわゆる賃貸の枠組みにとらわれずに、現代のライフスタイルに合ったお部屋を自由な発想で考えています。

今ある使えるものに手を入れ、大切に使っていくという点では、シロカさんの整備済み製品と通じる思いがあるのかなと思っています。環境にも優しく、これからより必要になっていく姿勢ですよね。


 そうですね。シロカでも「やさしい家電」を掲げていますが、リビタさんが掲げている「くらしのスタンダード」には地球や環境にやさしいこと、が含まれていますよね。リビタさんとシロカとでは、お客様に提供したい価値観が似ているかもしれませんね。

坂本 リビタは色々な事業をやっていて、住まう・旅する・働く・遊ぶの全ての場づくりを手掛けています。もしかすると、THE SHARE HOTELSには泊まったことがあるという方も多いかもしれません。実はリビタのつくる空間の中ではキッチンが重要な意味を持っていて、シロカさんの家電と雰囲気が合うので、取り入れている物件も多くあるんですよね。

 それは嬉しいですね。

坂本 リノベーションという手法を使いながら、人が集える場づくりをしていき、入居者様にも、環境にも無理なく、豊かなくらしをお届けできればと思っています。

 「リノベーション」と「整備済み製品」と手法は違いますが、お客様にも、環境にも無理なく、豊かなくらしをお届けするという想いはシロカも一緒ですね。すごく共感が持てます。

後編では、弊社の梶がシロカの考える「整備済み製品」について語ります。

坂本胡桃さん

株式会社リビタに入社後、2021~’23年までプロパティマネジメント部に所属し、シェア型賃貸住宅の運営、営業、コミュニティマネジメントを担当。
’24年からは現職のアセットソリューション部マネジメントグループに異動し、「住まい手目線の自由な発想で築古住宅を再生する、一棟まるごとリノベーション賃貸マンション『PATH』」を企画し、PATH池上のプロジェクトマネージャーとして本物件を手がける。
趣味は旅行、美術館巡り、睡眠、人と食事をすること。

『PATH』公式HP(リビタのリノベーション賃貸マンション)
https://path-pass.com/

『PATH』 YouTube
動画はこちら